よく職場で、「仕事を抱え込むな!」と言われると思います。
他のメンバーに頼って、自分の仕事を手伝ってもらうことは、自分をできないヤツと認めることになってしまい、悲しい気持ちになる人もいると思います。
プライドが傷つき、自己肯定感も下がってしまう人もいるでしょう。
特に20代の方は、「この仕事をやりとげることで自分は成長できる」と思い、ギリギリまで他のメンバーや先輩に頼ることを避けているのではないでしょうか。。。
今回は著者小田木朝子の「仕事は自分ひとりでやらない」からポイントを紹介です。
チームとして仕事の成果をあげるマインドになろう
しかし、仕事をギリギリまで抱え込むことは、「チームが助ける時間を奪っている」ことに他なりません。チームメンバーと仕事を連携し、チームとして成果をあげる意識にシフトすることが重要です。
チームとして成果を上げていくことは、年齢を重ね30代になったら必要なビジネススキルです。
ましてや、今後マネジメント業務をキャリアに描いているならば必須です。
また、一人でできる仕事量は限られています。大きな仕事を成し遂げるためには、チームで取り組むことが不可欠です。
ヘルプシーキングというビジネススキル
これはチームのメンバーに限ったことではありません、チームリーダーはついつい部下に悪いと思い、仕事を抱え込みがちの人もいるでしょう。「メンバーもリーダーも抱え込まない」これが目指すべき状態です。
まずは、チームの共通認識をつくることが重要です。
なぜなら、ヘルプを求めても良いんだ、という安心できるチーム環境が必要です。
次に、チーム内の境界意識を取り除くことが必要です。チーム内のメンバーのテーマを知らなければ、手を差し伸べる機会は減ってしまいます。
「分担」という意識から「連携」という意識に変えていきましょう!
このビジネススキルを「ヘルプシーキング」と言います。
ヘルプシーキングと合わせてチームへの貢献もアピールしよう
個人的には、ヘルプシーキング単体だけでは課題もあると思います。
個人の成果とチームの成果、どのように評価されるのでしょうか?他のメンバーのサポートをして自分の業務が疎かにはならないでしょうか?ここはバランス感覚が必要な部分だと思います。
上司もそこをしっかりと見て、評価する必要があるのだと思います。
また、サポートした個人もしっかりとチームに貢献したことをアピールすることが必要だと思います。さらに、自分の強みでチームメンバーをサポートできたら仕事も楽しいですよね。
まとめ
- サポートしあえるチーム環境づくりと、チーム全体を俯瞰する努力をしよう!
- 自分の強みでサポートし、感謝され、得意のスキルも伸ばし、仕事を楽しくしよう!
- サポートしたことは仕事単位ではなく、チームに貢献したんだというポイントを全面に出して、アピールしよう!
【おしまい】
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